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高崎の「真木病院」、1年前倒しで再生完了

政府の地域経済活性化支援機構は31日、医療法人真木会(群馬県高崎市)の再生支援について、計画より1年前倒しで完了したと発表した。金融機関から債務免除を受けたが、従業員は削減せず、事業を広げた。がんの早期発見に有用とされる陽電子放射断層撮影装置(PET)による検査の低料金化や救急医療の強化で、収入が1割以上増えた。

中堅病院の真木病院(高崎市)を運営する真木会は赤字が続き、2012年4月に当時の企業再生支援機構(現・地域経済活性化支援機構)が支援を決定。債務36億円のうち、取引金融機関などが22億円を免除した。

真木病院は経営再建過程でリハビリや訪問看護、救急医療などを拡充するため、従業員数を211人から237人に増やした。救急医療の受け入れ人数を1.5倍に増やしたことなどから、ベッド稼働率は80%程度からほぼ100%に改善した。

PET検査は料金を従来の「1回につき10万円」から「初回5万円」に引き下げたことにより、群馬県外からの来訪者も相次ぎ、受診者数は1.5倍に増えた。

一連の経営改善策により、年間収入は支援前の21億円から24億円に拡大。13年3月期には債務超過を解消した。当初は支援後3年間で再生する計画だったが、2年間で再生支援が完了した。

真木病院は一般病床140床で、健康診断の受診者は年間1万人を超える。

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