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円ドルダービー

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プロは何につまずいたのか 円・ドルダービーを振り返る

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2014/3/29 7:00
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なぜプロの予想は当たらないのか――。毎月末の締め切りで1カ月先の円相場と株価の予想を読者が競う円・ドルダービーと日経平均ダービーに、アナリストら「市場予想のプロ」が参戦して、まもなく1年がたつ。振り返れば残念ながら、プロの成績は読者に比べて芳しいとは言えなかった。様々な情報とツールを駆使して相場の先を読むプロは、なぜか、基本的に素人である読者の予想にかなわない。そこには、なにか相場の予想に潜む深い事情があるのではないか。プロはどんな予測をし、何につまずいたのか。まずは円・ドルダービーから、その謎を探ってみよう。

素人が、常にプロに勝っていた。それが、2013年3月末から14年2月末まで計11回(13年12月末は休戦)、読者とプロが円相場予想を競った結果だ。

円相場の予想を応募した読者の中で、最も実際の相場に近い値を当てた優勝者の予想をプロの予想と比べてみると、いつも優勝者のほうが現実に近い予想を出していた。さらに、11回中5回は現実の相場と同じ値を当て、ピタリ賞となった読者がいた。

読者の中に、たまたま突出して優れた予想をする人がいたのだろうか。

そんなことはない。読者の予想を平均してみても、プロに勝っている。11回の予想結果を、読者平均とプロ5人で比較すると、それぞれが最も実際の値に近い1位を獲得した回数は読者平均が5回(グラフAでは応募者)。それに対して、5人のプロは最高でも3回にとどまる。やはり、素人は強かった。

まず、この1年に実際の円相場はどう動いたのか思い出してみよう。

13年の東京市場は1ドル=87円台で始まった。「アベノミクス」で、日銀の大胆な金融緩和に対する期待を背景に円安・ドル高基調となり、それが春ごろまで続いた。その後、米国の金融緩和の縮小による新興国経済への不安や、米財政問題を受けて、リスク回避の動きが強まり、値動きは不安定となった。年末から年明けにかけて1ドル=105円台まで円安が進んだが、米国の寒波やウクライナ情勢への懸念で、再びドルの上値が重い展開となった。

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