避難解除「17年3月」 福島県浪江町の住民ら、復興計画を想定
東京電力福島第1原発事故で全町民の避難が続いている福島県浪江町の住民らで組織する復興計画策定委員会は20日、「復興まちづくり計画」をまとめ、町に提出した。
計画では町内で比較的放射線量が低い地域に出される避難指示解除の時期を2017年3月と想定。復興拠点として浪江町役場周辺と国道6号線を中心に位置付け、生活に必要な施設を集中して整備する。
昨年8月に実施した住民帰還意向調査を基に、計画の整備を進める人口を2500世帯、5000人と設定。住民以外にも復旧や廃炉、除染作業のために居住を希望したり、Iターン希望者も居住者像に加えている。
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