米産牛バラ肉の卸値、2月末比4~5%高 中国が調達拡大
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牛丼や焼き肉に使う米国産牛バラ肉(ショートプレート)の国内卸値が一段と上昇している。大口需要家向けの卸値は現在1キロ630~640円(冷凍品)が中心で2月末より4~5%高い。昨年秋に比べると2割弱高くなっている。旧正月が終わった中国が調達を増やし、需給が引き締まっている。
米国では2011~12年の干ばつで餌が不足してと畜が増えた。現在の飼育頭数は低水準で推移しており、現地相場はここ1カ月で1割...
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