ダイソン、ファンヒーター回収 発火の恐れ
英家電メーカーのダイソン日本法人は17日、電気ファンヒーターで本体内部のショートによる発火の懸念があるため、自主回収を始めたと発表した。回収は独自形状の「羽根のない扇風機」に暖房機能を加えた製品で、商品名は「ダイソンホットアンドクールAM04」と「同AM05」。無償で回収しメンテナンス後、返却する。
同製品は北米や欧州、日本など世界で約100万台を販売した。発火の報告は全世界で4件あったという。本体内部のプリント基板の電気ショートが原因とみられる。問い合わせ先は(電)0120・210905。専用サイトにアクセスし、製品のシリアルナンバーを入力することで回収対象商品かどうかの確認も可能という。