2018年10月16日(火)

萩・石見空港、羽田便が年間7万人突破 13年度

2014/3/10付
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2013年度の萩・石見空港(島根県益田市)の東京・羽田線で、搭乗者数が10日、年間7万人を突破した。11年ぶりの搭乗者数の多さだ。出雲大社など島根県内に加え、萩(山口県)や宮島(広島県)の観光人気が背景にある。3月末に羽田便の増便が決まっており、引き続き空港利用者増が見込まれる。

乗客増加の要因は、12年12月に開港した岩国空港(山口県岩国市)と連携したツアー誘致が成功したことが大きい。「東京から萩・石見空港に入り、バスで世界遺産の宮島・厳島神社や萩を回ったあと岩国空港から帰京する商品が人気を得た」(益田市空港対策室)。出雲大社など山陰地方の観光に関心が高まったことも後押しした。

同空港は国土交通省が昨年実施した羽田枠の競争入札で、山形空港(山形県東根市)、鳥取空港(鳥取市)と並んで落札した3空港の一つ。現在、羽田便が1日1往復の同空港は3月30日から1日2往復に増やす。

益田市空港対策室は「今後はビジネスニーズの開拓が課題。社員の利用頻度が高い企業に登録してもらい、特典を付与するサポーター企業制度を拡充したい」と話す。

1993年7月の開港後、羽田便と大阪・伊丹便2便を運航していた同空港は長く利用者数の低迷に悩んだ。着陸料の減免や、空港の立地する益田市と周辺自治体が組織する空港利用拡大推進協議会によるグループ客への助成金などテコ入れ策を導入していたが、乗客増に結び付かなかった。

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