ツムラや龍角散、漢方生薬自前で増やす 農家支援し安定調達
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漢方薬の原料となる生薬を国内で栽培する動きが広がってきた。龍角散を中核とする生薬団体は月内に新潟県の2市と連携し、植物工場で人工栽培に乗り出す。ツムラは北海道での栽培面積を最大で3倍強の1千万平方メートルに広げる。医師による漢方薬の処方が増えているが、日本は生薬の8割を中国からの輸入に依存する。各社は国内栽培で安定調達をめざす。
東京生薬協会(東京・千代田)が月内に、新潟市と新潟県新発田市と連携...
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