群馬県、農業ハウス倒壊1万3000棟 大雪被害総額 最大に

2014/2/24付
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群馬県は24日、大雪で倒壊した農業ハウスが1万3000棟にのぼるという試算を発表した。群馬県全体の被害総額247億6200万円のうち農業ハウスの被害額は35%以上を占める。冷害の深刻化で被害総額は膨らんでおり、自然災害としては過去最大を大幅に更新した。

群馬県は当初被害総額を140億円規模と見積もっていたが大幅な見直しとなった。農作物の内訳はキュウリが25億円、トマトが23億円、イチゴが15億円、ナスが14億円だった。

「低温が続いたことで、出荷できなくなった野菜や果実が増えた」(県農政部)という。麦など一部農作物の被害は試算に入っておらず、さらに被害額が拡大する可能性もある。

地域別では前橋市が50億円、伊勢崎市が43億円、太田市が30億円と特に平野部の被害が大きかった。例年は降雪量が少なく、雪への備えができていなかったことが理由とみられる。

降雪から10日が経過し、交通網のまひや物流の停滞、孤立集落の発生といった当初の問題は解決しつつある。

群馬県は大沢正明知事をトップとする農業被害対策本部を設置し、今後は集中的に農業復興にあたる。

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