日本製紙、4~12月経常益33%増の187億円

2014/2/5付
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日本製紙が5日発表した2013年4~12月期の連結決算は経常利益が187億円だった。旧日本製紙グループ本社の12年4~12月期との比較で33%増となる。主力の洋紙事業は円安でドル建てで輸入する木材チップや石炭など原燃料の調達コストが膨らんだが、昨夏に実施した値上げが浸透した。純利益は2倍の149億円だった。不動産を売却して資産の効率化を進め、有利子負債を減らしたことも利益を押し上げた。

売上高は4%増の8018億円だった。円安で欧州や中国からの輸入紙が国内で割高になり、日本紙の生産量が伸びた。不動産市況の回復でマンション販売などのチラシ向けも堅調だった。消費増税の駆け込み需要で段ボール原紙も好調だった。

14年3月期通期の経常利益が前期比8%増の250億円とする従来予想は据え置いた。段ボール原紙や洋紙の原燃料価格は上昇傾向だが、交渉中の値上げで増益につなげる。

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