福山駅前の商業ビル「キャスパ」全面改装へ 鞆鉄道会長が構想

2014/1/24付
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鞆鉄道(広島県福山市)の林克士会長は24日、JR福山駅前で2年前から休業している大規模商業ビル「キャスパ」を全面改装する構想を明らかにした。大がかりな耐震補強工事を施したうえで構造も見直す。サービス業を軸に今春をメドに具体的な再開発案をまとめる方針だ。

林会長が会頭を務める福山商工会議所の会見で同日、明らかにした。キャスパは敷地を所有する鞆鉄道とイズミが運営に携わってきたが、集客力が衰え2012年1月末に休業した。その後、鞆鉄道が中心となって大手デベロッパーなどと再開発案をまとめている。林会長は「ものを大切にする観点から既存建物の有効利用を決めた」と語った。

キャスパ再開発では、建物を解体し更地にしてホテルなどを誘致する案もあったとされる。しかし敷地の一部区画は個人などが所有しており、それぞれの所有地の1階では飲食店などが営業を継続している。更地にして再開発するには鞆鉄道など開発主体がこうした所有者から土地を購入する必要がある。

このため鞆鉄道では土地の買収交渉が不要で店舗営業も継続できる既存建物の再利用に傾いたとみられる。ただ、林会長は「どのような業態にするのか詳細はまだ、詰まっていないため、再開発後の開業時期などは未定だ」としている。

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