千客万来、クックパッドが仕掛ける食品販促革命

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2014/1/22 7:00
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 月間延べ約4000万人が利用するレシピサイト、クックパッド。同サイトの利用者に向けて特売情報を発信できるサービスを利用する小売店舗が増え、食品メーカーと共同開発した新商品がヒットしている。製造から流通までレシピサイトを核とした食品の販促手法が浸透しそうだ。

献立に併せ特売情報

クックパッドの特売情報と連動した青果売り場(横浜市戸塚区のサミットストア下倉田店)

クックパッドの特売情報と連動した青果売り場(横浜市戸塚区のサミットストア下倉田店)

1月16日、サミット下倉田店(横浜市)の生鮮食品売り場では従業員がスマホを使い、この日特売だった牛肉の切り落としやマイタケなどの写真や価格をクックパッドの特売情報ページに投稿した。

同店の特売品コーナーには、クックパッドのロゴが入った店頭販促(POP)物や、特売の食材を使ったクックパッドのレシピを用意。来店客の中にはレシピを見ながらその日の献立を吟味する姿が目立った。

クックパッドが提供する特売情報の配信サービスは、従業員がその日の特売商品の写真と価格、コメントをクックパッドのユーザーに向けて発信できる。同じ食材を使ったレシピを併せて載せることも可能。売り場でクックパッドのロゴなどを目立たせれば、サイト利用者の購買促進効果も期待できる。

利用者は郵便番号などから近所の店を検索し、よく行く店をあらかじめ登録しておくことができる。その日の献立を考えながら、食材を安く買える店を選べるので便利だ。現在、約100万人が利用している。

サミットはこの取り組みを昨年2月から開始。開始当初の導入店舗は20店舗だったが、今では約40店舗が導入する。同社の店舗を登録しているユーザー数は約3万3500人と、約10年前に始めた同社のメール会員数に匹敵する規模に育った。

クックパッドは過去のアクセス履歴や投稿レシピから、数カ月後に需要が高まる食材や料理をピックアップし、特売情報サービスの利用店舗に情報を提供する。

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