アサヒ、ビール缶を共通仕様に 災害時にらみ大手3社と足並み
[有料会員限定]
アサヒビールはビール系飲料に使われる缶容器を業界標準の規格に変更する。最大手の同社はこれまで独自の規格だったが、キリンビールなど他の大手3社が使う軽量タイプを採用する。東日本大震災後は業界全体で缶が不足し、消費者への商品供給が滞った。規格統一で大手メーカーは缶がより調達しやすくなり、災害時にも消費者に安定供給できる体制が整う。
アサヒは缶のふたの部分に「204径缶」と呼ばれる規格を採用する。約20...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り762文字