2018年1月18日(木)

多摩5市のし尿処理場、住宅地に 湖南衛生組合 処理量減で

2013/12/25付
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 武蔵野市や小金井市、東大和市など多摩5市のし尿を処理する湖南衛生組合(東京都武蔵村山市)は処理場面積を大幅に縮小し、余った土地を戸建て住宅地として再開発する。下水道の普及が進み処理量が大きく減ったため。2016年度の入居を目指す。

 処理場は西武拝島線、多摩都市モノレールの玉川上水駅から徒歩12分ほどの場所にある。全体の敷地は約7万4千平方メートルで、このうち6割に相当する約4万4千平方メートルを住宅地として開発する。

 1戸あたりの面積は最低でも125平方メートルを予定。周辺は幅の狭い道路もあるため、宅地化にあたり地元の武蔵村山市は道路の拡幅を進める方針だ。

 現在、処理場は設備などがそのままになっており、解体撤去に多額の費用がかかるため民間の活力を利用する。民間企業グループから開発計画の提案を受け、開発事業者を決める。

 組合は開発事業者に対して宅地分の土地を売却。その売却代金で施設の撤去を進めると同時に、老朽化した処理設備の更新などに充てる。宅地の売却収入としては33億円を見込む。

 湖南衛生組合は下水道整備が進んでいなかった1961年に設立。その後、下水道整備が進んだが、今後も必要最低限の能力を備えた処理場として存続する。

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