2019年6月27日(木)

就活本番、大学「G5」に熱視線 即戦力求める企業
グローバル化、一歩先行く5大学・学部

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2013/12/8 7:00
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1日、就職戦線が本番を迎えたが、「G(グローバル)5」と呼ばれる大学・学部の学生に企業が熱視線を送っている。英語が堪能で外国人ビジネスマンとも直接交渉できる人材――。多くの企業がグローバル化を急ぐなか、即戦力は引く手あまただ。企業の評価は東京大学を頂点とする偏差値序列を変える力にもなるかもしれない。

■解禁前に説明会

11月26日。3年生の就職戦線は解禁前のはずだが、国際基督教大学(ICU)の構内では、「業界研究」という名目での企業による説明会が始まっていた。外資系企業や省庁ばかりではない。素材、エネルギー、海運、食品……。就職協定をうたう経団連の代表銘柄も続々とICUを訪れ、自らをアピールした。

12月4日までの7日間、大学が用意した80の説明時間枠はあっという間に埋まった。総合商社やメガバンクなどの人気銘柄も今では必ず求人票を自ら持って三鷹市内のキャンパスを訪れる。「5年ほど前まで、ICU生の就職先といえば外資系が多かったが、わずか数年で大きく変わった」(篠田薫就職相談グループ長)。

2004年に開学した秋田市にある国際教養大学(AIU)。12月以降、160社を超える企業が同校を訪れ、企業説明会を開催する。同校の卒業生は年200人に満たないが、熱心な企業は3月までに2度、3度と秋田入りを繰り返す。

G5の仕掛け人は、2月に急逝したこのAIUの中嶋嶺雄前学長だった。10年頃、ICUや早稲田大学国際教養学部、立命館アジア太平洋大学(APU)に呼び掛け、連絡会組織を作った。その後、上智大学国際教養学部も参加して現在のG5が生まれた。

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