2019年7月20日(土)

北陸電力、志賀1号機の蒸気タービン交換 ひび割れ対策で

2013/11/6付
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北陸電力は6日、志賀原子力発電所(石川県志賀町)1号機の蒸気タービンを交換すると発表した。6月に123カ所のひびを確認、原因を調べたところ、タービンの軸に羽根を組み込む「羽根取り付け部」の強度を高める必要があると判断した。1号機は運転開始から20年が過ぎ、経年劣化も進んでいた。設計・製造から取り付けまで1年以上かかる見通し。

取り付け部の形状を変えて1カ所に力が集まるのを防ぐほか、材質を強化する加工を施す。調査段階でタービンの一部を切削したため取り付け部の形が変化しており、最新設計の蒸気タービンに交換する。タービンは現行と同様、日立製作所に発注する。投資額は明らかにしていない。

同社は中部電力・浜岡原発(静岡県御前崎市)や中国電力・島根原発(松江市)で同様のひび割れがあったことを受け、2月から調査を進めていた。ひびは最長で73ミリ、最深で14ミリだった。

北陸電は断層調査の最終報告を3度延長。再稼働まで時間がかかる見通しのため、運転再開後の補修効率なども考慮に入れ交換を決めた。志賀2号機についても「将来のひび割れの可能性が否定できない」(同社)として、現行タービンの材質の強度を高める補強をする。

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