大日本住友製薬、iPS再生医療に参入
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大日本住友製薬がiPS細胞を使う再生医療の実用化研究に乗り出す。理化学研究所(神戸市)が研究している、目の難病治療に使う細胞の量産技術確立を目指す。早ければ2018年にも医薬品としての承認を国に申請する方針だ。これまで産業応用向けの研究はベンチャー企業が主体だったが、資金力のある大手製薬会社の参入で実用化に弾みが付く。
実用化を目指すのは、最悪の場合、失明にも至る難病「加齢黄斑変性」の治療に使う...
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