イズミ、3業態で出店攻勢 専門店集めた新形態店も

2013/10/26付
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イズミは新業態を加えた3業態により、今後3年間で新たに30店を出店する。現在の大型ショッピングセンター(SC)と食品スーパーに加え、同社の食品スーパーを核に外部の複数専門店を集めた新たな形態での出店にも乗り出す。立地条件や商圏に応じて3業態ですみ分けながら店舗網を広げ、物流センターも新設。全国スーパーなどとの競争に対抗する。

イズミが展開を始めるのは「ゆめモール」と呼ぶ業態。イズミの食品スーパー「ゆめマート」のほか、外部のドラッグストアやホームセンターなどの専門店を別々の建物で配置する。土地をイズミが用意するデベロッパー型の業態で、大型SCに比べ投資額を抑えることができ、短い工期で機動的に出店できる。

食品スーパーを核に多くの専門店が軒を連ねる主力の大型SC「ゆめタウン」やゆめマートに加え、「地域特性に合った店舗展開を進める」(山西泰明社長)。

イズミの店舗数は現在97店だが、今後3年間で30店舗を新たに出す。2014年2月期の下期には、新業態の1号店として今秋開店する「ゆめモール下関(仮称)」(山口県下関市)など8店舗。14年以降は熊本県、福岡県、広島県を中心に9店舗を出店することが決定している。

店舗網の拡大に対応し、14年以降をめどに、広島市内に新たな物流センターを設置する。広島県や岡山県など4カ所に点在する物流拠点を集約し効率化を進める。

同社は25日、JR広島駅北口の再開発地区「二葉の里」に新本社ビルを完成した。地上6階地下1階。延べ床面積は約2万6000平方メートルで投資額は72億円。駅南口の本社を移した。

1階では食品スーパー「ゆめマート二葉の里」を営業する。都市型店舗のモデルとして市場直送の生魚や最上級の国産牛など鮮魚・精肉コーナーを充実。食べきりサイズの野菜やフルーツも販売する。新本社2階には広島の復興とイズミ50年の歴史を紹介した「イズミ資料館」を設置。商談フロアや展望応接コーナーも設ける。

山西社長は新本社を「グループの新たな司令塔」と位置付ける。その上で同社長は「50年で5000億円の売上高に達した。夢の兆円を次の50年の四半期ぐらいで達成したい」と述べ、十数年で売上高を倍増させたいとの目標を示した。

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