林原、恐竜研究を岡山理科大に移管 本業に経営資源を集中

2013/10/23付
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バイオ企業の林原(岡山市)と岡山理科大学は22日、林原が手掛けてきた古生物研究事業を同大に移管することで合意したと発表した。恐竜研究に関係する資料や画像、発掘資材などを無償で移管する。林原自然科学博物館の化石標本類の移管は今後協議して決める。林原はメセナ事業を引き渡し、本業に経営資源を集中する。

2013年度中に研究事業を岡山理科大に移管する予定。同大はモンゴル科学アカデミーと相互協力協定を結び、来年に「恐竜・古生物学コース」を新設する。

林原自然科学博物館は生物の根源を探るとして1992年設立。モンゴル科学アカデミーとゴビ砂漠での恐竜化石発掘などに取り組んできた。

林原は11年に経営破綻した後、長瀬産業の全額出資会社として12年春に再出発した。メセナ3事業のうち、類人猿研究は京都大学に移管済み。林原美術館については「引き続き適切な承継先を探していく」(同社)としている。

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