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化学産業の触媒、高い競争力 日本を元気にする産業技術会議

日本化学会、産業技術総合研究所、「日本を元気にする産業技術会議」(後援=日本経済新聞社)は22日、都内で「触媒技術で拓く化学産業の未来」をテーマに講演会とパネル討論を開いた。産業を支える有機材料の合成に不可欠な触媒について、日本の競争力を保つ方策を話し合った。

パネル討論では、日本が強みとする触媒研究を海外が追い上げているとの指摘が出た。北海道大学の上田渉教授は「日本は地道な研究で優れた触媒を開発してきた。まねできないノウハウがある。ただ(コンピューターを使う)計算化学で迫る海外に学ぶ点もある」と述べた。東京工業大学の鈴木啓介教授は「大学や企業は個々に優れた技術を持つ。互いの情報交換が成果を生む」とした。

三菱化学の浦田尚男執行役員は「企業は次々と新事業を立ち上げていく。様々な触媒を開発する大学の成果に期待している」と述べた。産総研の佐藤一彦・触媒化学融合研究センター長は「若者に触媒研究の魅力を示したい」と人材育成の重要性を語った。

経済産業省の茂木正課長は「化学品の原料にシェールガスが登場した。新たな化学製品も生まれてくるだろう。日本企業が変化に順応するための支援も必要だ」と述べた。モデレーター(司会)は滝順一・日本経済新聞社編集委員が務めた。

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