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名張事件再審認めず 弁護団「信じられない」

三重県名張市で1961年、女性5人が死亡した「名張毒ぶどう酒事件」の第7次再審請求で最高裁が17日、奥西勝死刑囚(87)の再審請求を退けたことを受け、弁護団長の鈴木泉弁護士らは同日夕、名古屋市内で記者会見し「唐突な決定であり、信じられない思い」と怒りをあらわにした。弁護団は第8次再審請求を申し立てる方針。

鈴木弁護団長は最高裁決定について「(請求を退けた)名古屋高裁の決定を踏襲しただけで、(新証拠の)化学的な面を理解しようとする姿勢がみえない」と批判した。

弁護団の伊藤和子弁護士らは同日、八王子医療刑務所(東京都八王子市)で奥西死刑囚と約10分面会。同弁護士によると、同死刑囚は病床で決定を伝えられると上を向いて無表情になったが、「次の再審請求をやりますから」と言うと、大きくうなずいたという。

奥西死刑囚を支援する稲生昌三さん(74)も記者会見で「これが日本の裁判、司法なのかと思うと無念」と述べた。同死刑囚は体調を崩し、今も言葉による意思疎通はできない。稲生さんは「今回の決定のショックで体調を悪化させないか心配だ」と話した。

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