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中国5県の求人倍率、5カ月連続上昇 8月

厚生労働省が1日に発表した8月の有効求人倍率季節調整値)は、中国5県全体の数値が0.01ポイント上昇し1.07倍となった。上昇は5カ月連続。公共工事の伸びや堅調な住宅販売などで建設業の求人が上向いているほか、輸出産業の生産拡大で製造業の雇用環境が改善する流れが続いている。ただ、原燃料の上昇を背景にした雇用抑制も一部で起きている。

各県の有効求人倍率は岡山県が0.03ポイント上昇の1.28倍。島根県が0.02ポイント上昇の1.11倍だった。広島県は1.03倍、山口県は0.95倍で横ばい。鳥取県は0.01ポイント低下の0.88倍と5県で唯一下がった。

広島県では自動車や造船といった業種の8月の新規求人数が前年同月に比べ3割以上増えた。建設業も8カ月連続でプラスだった。広島労働局の水野知親局長は「持ち直しの動きという全体の流れは変わらない」との認識を示した。

ただ、運輸・郵便が減少。製造業関連の貨物輸送は活発だが、燃料費の上昇を背景にタクシー業界の求人が減っているという。広島労働局は「円安の負の側面が見え始めており、注視していきたい」と話す。

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