「おんせん県おおいた」商標登録へ 観光キャッチフレーズ
大分県は7日、「おんせん県おおいた」の観光キャッチフレーズが商標登録される見通しになったと発表した。特許庁から登録を認める回答が届いたという。今後は登録料を支払えば11月中に正式登録される見込みだ。
温泉の源泉数や湧出量で日本一を誇る同県は観光PRに活用しようと、昨年10月に「おんせん県」の商標登録を出願したが、温泉を抱える他県が反発。特許庁は「『おんせん県』はすでに広く利用されている」として5月に却下した。「おんせん県おおいた」は5月末、湯おけのロゴマークとともに出願した。
キャッチフレーズは大分県内の観光業者が広く使用しており、広瀬勝貞知事は「今後も使用料は取らず、みんなでこれを使って大分県の観光を盛り上げていきたい」と話した。
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