「沖縄シークヮーサー」、地域団体商標に出願
沖縄県農業協同組合(JAおきなわ)は24日、地名と商品名を組み合わせてブランドとして活用する「地域団体商標」に「沖縄シークヮーサー」を加工業者などと共同で出願したと発表した。地域ブランドを確立させ、外国産のかんきつ類などに対する競争力を高めるのが狙いだ。
JAおきなわとシークヮーサー加工業者などでつくる沖縄県地域ブランド事業協同組合が特許庁に出願した。審査には半年~1年程度かかる見通し。JAおきなわは、地域団体商標として登録されれば地元の生産・加工業者を保護できるうえ、シークヮーサーの出荷価格の安定にもつなげられるとみている。