変化に強い・分析力…自分の市場価値上げる4つの条件
森川亮・LINE社長

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2013/9/21 7:00
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インターネットのビジネスに20年ほど関わっています。今回はこの業界にはどんな人材が向いているのか、ということについて書いてみたいと思います。

インターネットビジネスのコアは人材なので、一緒に働く仲間とのチームワークが重要です。そのため採用や教育がとても大事になります。ただ教育は本当に難しく、本人の生き方を変えるところまでしないと、本当の意味で活躍できる人材に育てられません。

 1989年筑波大卒。日本テレビ、ソニーを経て2003年ハンゲームジャパン(現LINE=ライン)入社、07年社長。

1989年筑波大卒。日本テレビ、ソニーを経て2003年ハンゲームジャパン(現LINE=ライン)入社、07年社長。

向いている人材はどんな人材か。まず、変化に強い人です。IT(情報技術)業界は変化が速いので、変化を楽しみ、かつ強みに変えられる人材が重要です。

変わる時に何故変わるのかをきちんと理解し疑問があれば変わらない提案ができることも重要です。変化が単なるはやりで終わるのか、そうでないのか、という深掘りが次のイノベーション(革新)を生むからです。

常に利用者目線を持っている人も向いています。世間がどうとか、組織がどうとか、モチベーションがどうとか色々な言い訳があると、本当によいサービスの提案はできません。

社内の企画会議で色々な意見が出た場合、プロジェクトリーダーがその中間をとって調整する場面を見かけることがありますが、これは最悪です。私たちは常に利用者の事を考えて意思決定をしなくてはならない。そのためには、提供する価値を定義し、それを実現できるかできないかを考え、プロジェクトの他のメンバーに嫌われてもその価値を作り出すことに集中することが大事です。

その際も自分勝手に決めるのではなく、何故その価値を提供するのか、可能な範囲で開発者やデザイナーにも理解してもらうべきです。そうでないと、メンバーの力を最大化できないうえ、速いスピードで変化する度に説明が必要になってしまうからです。

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