マンション広告、物件選びに差がつく必読ポイント
価格、周辺環境…「小さな字」にヒント

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2013/9/21 7:00
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 消費増税やアベノミクスによる景気回復への期待で、新築マンションの売れ行きが伸びている。自宅に配布されたマンションの広告チラシを、ざっと眺めている人は多いだろう。本気で購入を検討するなら、マンション広告のルールやおおまかなスケジュールを理解しておきたい。より多くの情報を得られるようになるはずだ。

「マンションは予算と立地で比較検討したいのに、販売価格が『未定』というのが多い。いつ決まるの?」。都内在住の会社員、深田順子さん(仮名、39)は首をかしげる。初めてマンション購入を検討する人がつまづきやすいのが、広告チラシに肝心の価格が載っていないという不思議だ。

価格が未定のチラシには、どこかに「予告広告」という表示があるはずだ。さらに目を凝らすと小さな字で「販売予定時期/平成25年10月上旬」などと書いてある。業界の広告ルール「不動産の表示に関する公正競争規約」でこうした表示が義務付けられているからだ。

販売予定時期までに価格が正式に決まると、販売会社は同じ媒体で改めて「本広告」を出さなくてはならない。本広告には住戸の最低価格と最高価格、最多価格帯とその戸数が載る。「●販売価格/3820万円~1億6180万円●最多価格帯6900万円台(7戸)」といった具合だ。

■本広告は待たない

しかし、価格次第で購入したい物件があるなら、本広告が出るのを待っていると検討の時間が足りなくなる。この時点ではモデルルームが開いており、ほどなく第1期の購入申し込みが締め切られるからだ。

新築マンションの価格は表向きは「未定」でも、モデルルーム開業時には各住戸の「価格表」がほぼ完成している。営業マンに聞けば「まだ正式決定ではありませんが、その間取りは4800万円くらいになります」などと教えてくれる。モデルルームが開く前でも「電話で問い合わせれば、大体の価格は聞き出せる」(野村不動産)という。

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