2019年2月24日(日)

新ドメイン「.tokyo」、五輪で飛躍 14年から登録開始
GMO、初年度まず10万件

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2013/9/15 7:00
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「.tokyo」はICANNの審査にこのほど合格、今後はシステムテストなどを経て、14年以降に登録受け付けを始める。まず商標登録されている製品・サービスなどを持つ企業が対象となり、次に一般からの登録を受け付ける。当初設定する登録料は1件あたり数百円程度で、年に1千円弱の更新料が発生する予定。ただ同じ文字列で複数から申請があった場合の登録料は、オークションの落札額で決まるものもある。

■数億円で取引されたケースも

東京五輪開催で「.tokyo」は世界に普及しそうだ(7日、猪瀬都知事と握手する安倍首相)=共同

東京五輪開催で「.tokyo」は世界に普及しそうだ(7日、猪瀬都知事と握手する安倍首相)=共同

「欧米ではドメインの中古販売が、デリバティブ(金融派生商品)の1つとみなされている」とGMOドメインレジストリの安達祐介取締役は指摘する。海外ではアドレスを直接打ち込むケースが多く、ドメイン名の存在意義も大きい。基本的に早いもの勝ちとなるため、人気のあるドメインを先んじて申請し、より高値で転売して利益を得る市場もある。「『.com』の場合は数億円で取引されたドメインもあるほど」(安達取締役)

日本の場合は検索サイトから各社・サービスのサイトに移動するケースが多く、欧米ほどドメインの価値が高いわけではない。それでも「銀座」などの有名な地名、「保険」など広く使われる一般名詞であれば、申請者が増えて値がつり上がることもある。

「.jp」は20年間でのべ約130万件。うち東京からの申請が4割弱を占めるとされる。「『.tokyo』も初年度で10万件は十分に期待できる」と安達取締役。GMOインターネットグループのドメイン関連の売上高は年40億円ほどだが、「.tokyo」のサービスが始まれば、五輪関連のドメインビジネスが一気に花開くかもしれない。

(長縄雄輝)

[日経産業新聞2013年9月10日付]

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