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HIS、純利益最高の56億円 ハウステンボス好調

11~7月期23%増

エイチ・アイ・エスが6日発表した2012年11月~13年7月期の連結決算は、純利益が前年同期比23%増の56億円で、11~7月期としては過去最高となった。ハウステンボス(長崎県佐世保市)の入場者数が増えたテーマパーク事業が好調で、中国・韓国向けが低迷する旅行事業の不振を補った。

売上高は前年同期比12%増の3343億円。売上高、営業・経常利益もそろって11~7月期として過去最高だった。

けん引役はテーマパーク事業だ。同事業の営業利益は37億円と91%増え、初めて主力の旅行事業(35億円)を上回った。ハウステンボスの入場者数は33%増の182万7000人と、10年にHISの傘下に入ってからでは最多となった。前年同期に比べて円安が進み、外国人観光客が増加。イルミネーションや花を使ったイベントの開催なども好評だった。外部のテナントを活用しながら固定費を下げてきた効果も表れた。

一方、旅行事業の営業利益は39%減と苦戦した。利益率が高い中国と韓国向けの旅行は両国との関係が冷え込むなか、客数と売上高がともに3割減った。急ピッチで円安が進んだ結果、円換算での海外ホテル代が膨らみ、海外旅行商品の採算が悪化した。チャーター便数を増やしたハワイ行きやシニア層に人気が高い欧州行きは堅調だったものの、中韓向けの不振を補えなかった。

13年10月期通期の業績予想は据え置いた。売上高が前期比14%増の4900億円、純利益は7%増の100億円と、通期でも3期連続の過去最高益を見込む。ハウステンボスは通期で22%増の233万人の入場者数を計画。旅行事業は円安進行に伴うコスト増を値上げなどで吸収する。単月ベースでは前年同月比で一進一退だった海外旅行の売上高も、最も需要が増える8月以降は増収基調に転じており、通期見通しは達成できるとみているようだ。

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