調布市でまた給食誤配 アレルギー食物、反応出ず
昨年12月、食物アレルギーの女子児童が給食後に死亡する事故があった東京都調布市で、別の小学校に通うイカアレルギーの3年生男児(8)に、誤ってイカのすり身が入ったさつま揚げを提供したことが6日、同市教育委員会への取材で分かった。男児にアレルギー反応は出なかった。
市教委によると、4日、担任教諭が献立表の確認を怠り、男児がさつま揚げを食べた。男児はアレルギー反応が出る危険がある給食の日には、代わりの食事を持参することになっていたが、保護者も用意を忘れたという。調布市は死亡事故を受け、7月に再発防止策をまとめたばかりだった。〔共同〕