住友金属鉱山、比の精錬所復活 武装勢力の襲撃乗り越え

2013/9/4付
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【マニラ=佐竹実】フィリピン南部ミンダナオ島で2011年に武装勢力の襲撃を受けた住友金属鉱山のニッケル精錬所が完成し、4日に開所式が行われた。隣接する鉱山で採れた鉱石を精錬して日本に輸出する中間処理施設で、月内に稼働する。14年に年産3万トンを目指す。

同精錬所は同島北部のタガニートに位置し、11年10月に共産党武装勢力が一時占拠。人的被害はなかったが、ボイラーなどが破壊された。総投資額約1600億円の大型事業で、4日に現地を訪れた同社の中里佳明社長は「我々がニッケルの世界のトッププロデューサーになるための重要な事業だ」と語った。

精錬所は、住友金属鉱山の子会社「タガニートHPALニッケル社」が運営。三井物産なども出資しており、日揮が設計を担当した。

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