関東大震災は200~400年周期 津波堆積物が裏付け
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死者10万人以上を出した関東大震災(大正関東地震)から9月1日で90年を迎える。相模湾から房総半島沖では歴史的に大地震が繰り返し起きており、その発生間隔は200~400年との説が最近の研究で裏づけられてきた。次の大地震はまだ先のようにもみえるが、「油断はできない」と地震学者は備えを呼び掛ける。
「平安時代の878年と鎌倉時代の1293年に起きた地震は、関東大震災と同タイプの地震と考えられる。有史以...
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