2019年6月20日(木)

長野県内、消費にも明るさ GDP3四半期連続プラス

2013/8/12付
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内閣府が12日発表した2013年4~6月期の国内総生産(GDP)速報値は3四半期連続でプラスとなり、堅調な消費や輸出がけん引して県内企業にも持ち直しの動きがみえてきた。一方、県内企業の夏季一時金(ボーナス)は4年ぶりに減少し、賃金への波及は遅れている。

靴専門店のシューマート(長野市)の霜田清社長は「1月以降、紳士靴が動いてきている」と消費の持ち直しを実感する。機能が高く1万円を超える価格帯の靴も売れており、今夏も引き続き動きが良いという。セイコーエプソンも「グランドセイコー」など高級腕時計の国内販売が好調で、塩尻事業所(塩尻市)の生産が活況だ。

産業用機械を手掛ける長野オートメーション(上田市)は「海外からも引き合いが増えた。自動車やバッテリーがかなり良い」(山浦誠司社長)と話す。「お盆休みなどとは言ってられない」ほど忙しいという。

長野銀行の中條功頭取は「後援組織の会合で企業の話を聞く機会が多いが、県内でも回復の動きが少しずつ広がりをみせてきた」と指摘。秋口から年末にかけてさらに幅広く波及するとみる。

県がまとめた県内企業の夏季一時金の平均妥結額は前年同期比3.3%減となるなど、所得への波及はなかなか進まない。夏季一時金は前年比上乗せしたシューマートも、消費増税を控えているため「ベースアップについては慎重に考えている」(霜田社長)という。

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