ゼンショHD、4~6月純利益81%減 牛丼店苦戦

2013/8/8付
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ゼンショーホールディングスが8日発表した2013年4~6月期の連結決算は純利益が前年同期比81%減の6600万円だった。競争激化で主力の牛丼店「すき家」の客数が落ち込み、円安による牛肉など原材料コストの増加も響いた。松屋フーズ、3~5月期決算の吉野家ホールディングスは最終赤字だった。牛丼店大手の苦戦が鮮明だ。

ゼンショHDの売上高は11%増の1093億円。回転ずし店やファミリーレストランは好調だったが、すき家を含む牛丼部門は38店を新規出店したにもかかわらず、売上高が微減の435億円だった。

原材料高や食品スーパーの不振もあり、売上高原価率は39%と3ポイント近く悪化。販促費抑制で経常利益は5%減だったが、子会社の増加で税負担が重くなり、純利益の減益幅が大きくなった。

今夏以降、コメ価格が下落に転じるとみて、14年3月期の純利益は前期比24%増の62億円と従来予想を据え置いた。

ただコンビニエンスストアの攻勢もあり、牛丼各社の客足は戻りが鈍い。吉野家HDでも4月に牛丼を値下げした効果が薄れつつあり、業績の下振れリスクが残る。

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