2019年7月19日(金)

墓を引っ越し身近で守る 「改葬」の費用と手続き

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2013/8/10 7:00
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お盆に帰省して墓参りをする人は多いだろう。実家が遠いと墓参りの機会はどうしても少なくなりがち。将来、誰が墓を守るかも心配だ。最近は自宅近くに墓を引っ越す「改葬」を考える人が増えている。改葬の費用や方法について、2回にわたり考える。

「金も手間もかかったが、墓参りは楽になった」。大阪府に住む男性会社員(64)は3年前、自分が継いだ墓を自宅近くに移した。以前の墓は三重県の山深くにあり、自宅から車で3時間かかった。将来の墓守が心配になり改葬を決断したが、関係者との打ち合わせや法要などで何度も現地に足を運んだという。

厚生労働省の調査によると2011年度の改葬件数は前の年度に比べ6%増の7万6662件。一時に比べれば水準は下がっているが「需要は多く、今後は確実に増えていくだろう」と墓コンサルタントの吉川美津子氏は話す。

理由として多いのが現在の生活拠点と、承継した墓が遠く、管理が大変になったというもの。将来、子どもが墓を守ることを考えて決断する人も少なくないという。

■勝手に移すと違法

改葬は基本的に墓の使用者が自由にできる。ただ、新しい墓を確保して、元の墓から遺骨を移せば済むわけではない。一度埋葬した遺骨を勝手に動かすのは法律違反。そのため役所や墓の管理者に許可を得る手続きが必要になる。

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