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腸炎抑える細菌を特定 東大など、治療・予防に可能性

東京大の服部正平教授と理化学研究所の本田賢也チームリーダーらは、人の腸内で過剰な免疫反応を抑える働きを持つ細菌を特定した。17種類の細菌が混合しており、動物実験で腸炎や下痢を抑えるのを確認した。アレルギーや炎症性腸疾患などの治療や予防に役立つ可能性がある。成果は英科学誌ネイチャー(電子版)に11日掲載された。

病原体などを攻撃する免疫細胞には、過剰な免疫反応を抑える「制御性T細胞」というタイプも存在する。炎症性腸疾患などでは、この細胞の働きが低下していると考えられている。

研究チームは健康な大人の便を実験用の無菌マウスの胃に投与。人の腸内細菌を持つマウスを作った。マウスの腸内では制御性T細胞が増えていた。最終的に、17種類の細菌が制御性T細胞の増加に関係しているのを突き止めた。

17種類の混合物を投与したマウスは、これらを持たないマウスに比べ炎症や下痢が減った。炎症性腸疾患の患者の便も調べると、健康な人より17種類の菌が少なかった。

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