お金の失敗、子どものうちに 小遣い教育のススメ

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2013/7/13 7:00
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夏休みは旅行や祭りなど、子どもがお金を使う場面が増える時期。この機会に小遣いを渡してお金との付き合い方を練習させよう。大人になってから失敗しないため、小さな失敗を経験させることが大切だ。

「小遣い管理を子どもに任せるのは不安」との声も

「小遣い管理を子どもに任せるのは不安」との声も

「娘には必要に応じお金を渡している。小学6年なので小遣いを渡したいが、使い方が心配」――。6月下旬、東京都内の小学校で開かれた小遣い教育のセミナーで、100人ほど集まった保護者の1人が悩みを打ち明けた。

講師のファイナンシャルプランナー(FP)、八木陽子さんは「ネット取引などで、若者がお金のトラブルに遭遇することが増えた。大学生や社会人になって多額の損をする前に、小遣いで小さな失敗の経験を積むことが大切」と話した。

現実には小遣いを与えない家庭の多さが目立つ。金融広報中央委員会の2010年度「子どものくらしとお金に関する調査」によると、定期的に小遣いをもらうと答えた子の割合は、小学校低学年で28%、高学年は61%。中学、高校生でも「定期的にもらっている」のは5割ほど。4割弱が「必要の都度もらっている」と答えた。

親が使い方に不安を感じるのはわかる。ただ、「親が買うか判断してお金を渡すのでは、子どもがお金を使ったことにならないし、失敗から学べない」とNPO法人金融知力普及協会の鈴木達郎さんは懸念する。

■前借りはダメ

では、小遣いで子どもはどんな失敗の経験を積むことができるのか。よくあるのは次の小遣いまでに必要なお金が足らなくなるケースだろう。「無駄遣いや財布をなくしたなどの痛い経験から、お金の大切さを知ることができる」(八木さん)。

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