2019年8月26日(月)

新たな井戸から90万ベクレル 福島第1、汚染水漏れ影響か

2013/7/6付
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福島第1原発の海側にある観測用井戸の水から高濃度の放射性物質が検出された問題で、東京電力は5日、地中への拡散状況を調べるため2号機海側に新たに掘った井戸で、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり90万ベクレルの高い濃度で検出されたと発表した。

ベータ線を出す放射性物質は、海側井戸では4300ベクレルが最高値だった。

新たな井戸は2号機の東側で、海まで約25メートル。水は5日に採取した。事故直後の2011年4月に極めて高濃度の汚染水の海洋流出が確認された作業用の穴から数メートルしか離れていない。

東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は「事故直後の漏洩の影響が出ているのか、引き続きよく見ていきたい」としている。

第1原発では1、2号機タービン建屋の海側観測用井戸(海まで約25メートル)で5月24日に採取した水から、ベータ線を出す放射性物質が1900ベクレルの濃度で検出され、東電が地中にどの程度拡散しているか調べるため、周辺に新たな井戸を掘った。拡散調査用の別の井戸では7月1日に採取した水で4300ベクレルが検出された。

東電は海への流出を防ぐために護岸の地盤改良を急いでいる。〔共同〕

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