病気治療にビックデータ 遺伝子との関連分析、薬開発へ
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患者の遺伝情報を大量に集めた「ビッグデータ」を病気の治療に生かす動きが始まった。東京大学や理化学研究所などはがんや糖尿病などの患者30万人分のデータを収集、病気の原因や副作用の少ない薬の開発につなげる。国立がん研究センターも欧米・アジアの医療機関と連携して全世界で100万人規模のデータベースを整備する。ヒトゲノム(全遺伝情報)の解読完了から10年を迎え、遺伝情報を活用した個人向け医療の実現に向け...
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