外国人専門家、目標の4分の1 在留資格優遇も年収・学歴が壁
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優れた技術者や研究者といった「助っ人外国人」が日本に来ない。本国から親を呼び寄せやすくしたり、永住権を認める条件を緩和したりする制度が始まって1年あまりだが、利用件数は目標の4分の1だ。海外から優秀な人材を呼び込むには制度の改善とともに、魅力のある税制や街づくりへの対応も必要になりそうだ。(山崎純)
「私の収入では無理なんですね」。30代のインド人の研究者は、優遇制度の相談で訪れた都内の行政書士...
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