2019年5月20日(月)

広島空港、アクセス改善へ連絡バス倍増 県が実験

2013/6/21付
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広島県は広島空港への交通アクセス改善を探るため、最寄りのJR山陽本線白市駅(東広島市)との間を結ぶ連絡バスをほぼ倍増する実験を始める。増便により白市駅での待ち時間を約半分に短縮し、渋滞に左右されない鉄道利用を促す。利便性向上を空港の利用者増につなげる。

連絡バスは広島電鉄グループの芸陽バス(東広島市)が1日に往復合わせて37本を運行。7月20日から来年3月29日までの実験期間にこれを67本に増やす。運賃は同じ380円。増便により広島方面から白市駅に来た場合の乗り継ぎ時間は平均10分程度に半減する。

広島県が芸陽バスの増便分の運行経費の赤字を補助金で補填する。利用者数が伸びれば補助金は減るが、赤字が膨らめば補填額は最大2330万円となる。

広島市中心部と空港の間はリムジンバスの利用者が多いが、渋滞や冬の降雪で運行が乱れる場合もある。空港からJRに連絡するバスの増便で利用動向を確認し、県は来年度以降の増便定着などにつなげたい考えだ。

空港の運営権売却を認める民活空港運営法が19日に成立し、国土交通省は仙台空港や広島空港などの運営民営化を検討している。県は「現時点でメリットが見えにくく、運営を担う意欲のある事業者がいるかも分からない」との立場で、仙台など他空港での動向を注視する構えだ。

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