2019年3月26日(火)

マダニからウイルス検出 国内初、山口の女性患者

2013/5/23付
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マダニが媒介するとされていたウイルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染した山口県の60代女性の体で見つかったマダニから、SFTSの原因ウイルスが検出されていたことが23日、厚生労働省などへの取材で分かった。

厚労省によると、このウイルスを保有するマダニが確認されたのは国内で初めて。タカサゴキララマダニから検出された。国内でこれまで感染が確認された症例は広島、愛媛、佐賀、熊本など10県の15人で、うち8人が死亡している。

厚労省によると、SFTSはマダニにかまれて感染する。媒介するマダニは複数の種類があり、全国に分布しているとみられる。

今回の山口県の女性は、高熱や意識障害の症状で4月上旬に入院、マダニにかまれた痕があったという。その後回復し5月上旬に退院した。

SFTSの症状は、発熱や下痢、食欲低下などで、死亡することもあるが、根本的な治療法はなく、対症療法が中心になる。

山口大共同獣医学部の高野愛准教授は「マダニの種類を特定できたことで、生息地などから感染予防対策に生かせる」と話している。〔共同〕

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