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「PM2.5」、観測地点の7割で基準超え 11年度

微小粒子状物質「PM2.5」の大気中濃度の環境基準を達成できなかった観測地点が、2011年度に全国の7割に上ったことが15日、環境省の最新の集計で分かった。PM2.5は今年初め、中国の深刻な大気汚染に伴い国境を越えて日本に飛来したことで注目されるようになったが、国内での排出を含め以前から濃度が高く、国内外の対策の重要性があらためて浮き彫りになった。

PM2.5の環境基準を達成するには、大気1立方メートル当たりの濃度の年間平均値が15マイクロ(マイクロは100万分の1)グラム以下で、さらに、1日平均値がほとんどの日で35マイクログラム以下になる必要がある。

環境省の集計では、11年度に主に全国の住宅地に設置されている「一般局」105局のうち、環境基準を達成したのは29局(27.6%)だった。道路沿いにある「自排局」では、51局中15局(29.4%)だった。

11年は春に大規模な黄砂の飛来があったが、飛来がなければ、一般局、自排局のいずれも10ポイント程度、達成率を上げられた可能性があるという。初の調査となった10年度も、一般局、自排局合わせた達成率が26%と低かった。環境省は「達成率を上げられるよう、大気環境の改善に引き続き取り組まなければならない」としている。〔共同〕

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