音楽に満ちた小説、周到に選ばれる固有名詞

2013/5/4付
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日本経済新聞 電子版
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村上春樹の小説は音楽に満ちている。「巡礼の年」や「ノルウェイの森」をはじめ、「国境の南」「アフターダーク」「中国行きのスロウ・ボート」「泥棒かささぎ」など、タイトルからして音楽の引用が多い。作中にも欧米のジャズやクラシック、ロックが多く引用されている。

新作には「姉が残していったレコードといえば、バリー・マニロウとペットショップ・ボーイズくらい」といったくだりがある。どんな歌手か、説明はない。謎…

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