2019年2月23日(土)

カメ、トカゲよりワニ似か 理研などがゲノム解読

2013/4/29付
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理化学研究所などの国際研究チームは、カメのゲノム(全遺伝情報)を解読することに成功した。爬虫(はちゅう)類でのゲノム解読完了はトカゲ、ワニに次ぐ。カメは従来、トカゲやヘビに近いとされていたが、解析の結果、ワニや恐竜、鳥類により近いことが判明した。生物の進化の起源や過程を探るのに役立つ。

研究成果は29日付の米科学誌、ネイチャー・ジェネティクス(電子版)に掲載される。

理研の入江直樹研究員らは、スッポンとアオウミガメという2種のカメについて遺伝子解析装置や大型計算機を使ってゲノムを解析した。ゲノムサイズはヒトの3分の2で遺伝子の数は約1万9千個とヒトとほぼ同数だった。

哺乳類と共通の祖先から3億年より前に分かれたカメは、トカゲと2億7700万年前に分かれ、さらに2億5700万年前にワニや鳥類などと分かれて進化したことが明らかになった。

また、最古のカメの存在についてはこれまで化石が見つかっている2億2千万年前とされていたが、今回の解析から3千万年ほどさかのぼることが判明。2億3千万年ほど前に出現した恐竜よりも古い種となった。

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