リコー純利益2.5倍に 14年3月期、リストラ・円安が寄与

2013/4/27付
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リコーは26日、2014年3月期の連結純利益(米国会計基準)が前期比2.5倍の800億円になる見通しだと発表した。進めてきたリストラ効果に加え、大幅な円安が利益を押し上げる。年後半からの世界的な景気回復を見込み、下期にかけ収益性が高まる見通し。配当は前期比4円増の年33円を予定する。

売上高は前期比9%増の2兆1000億円を見込む。海外売上高が伸び、為替の影響を除いても2%の増収。「事業環境は株式市場が期待しているほど改善しているわけではない」(三浦善司社長)が、主力の事務機などの販売が回復に向かう。

営業利益は2.2倍の1400億円。想定為替レートは1ドル=95円、1ユーロ=125円と、それぞれ前期比12円、18円の円安を見込む。円安による増益効果は424億円になりそうだ。前期までの人員削減などのリストラ効果も312億円見込めるという。足元の円安水準が続けば営業利益は08年3月期の最高水準(1815億円)に近づく可能性がある。

今期の設備投資は890億円と3%増やす。純現金収支(フリーキャッシュフロー)は700億円強の黒字と前期の約4倍に増える見通しで、有利子負債の圧縮を進める考え。増配に加え、資金に余裕があれば自社株買いも検討する。

同時に発表した13年3月期決算は最終損益が324億円の黒字(前の期は445億円の赤字)、売上高は1%増の1兆9244億円だった。

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