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急性骨髄性白血病に効く化合物、理研などマウスで確認

理化学研究所の石川文彦グループディレクターや虎の門病院などは、急性骨髄性白血病に効く化合物を見つけた。マウスを使った実験で、白血病を引き起こす元凶となる細胞を死滅させ、異常な細胞がほぼ全て消えた。2~3年後の臨床試験の開始を目指す。

成果は米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシン(電子版)に18日掲載される。

急性骨髄性白血病は抗がん剤でもある程度治療できるが、2~3割の患者は薬が効かず再発しやすい。見つけた化合物は、白血病の細胞を生み続ける「白血病幹細胞」を死滅させるため、こうした悪性度の高いタイプの治療に効果が期待できるという。

研究チームは、白血病幹細胞に特に多く存在するたんぱく質に着目。数万個の化合物の中から、この働きを抑える化合物をコンピューターによる計算などで探し出した。

患者から取り出した白血病幹細胞をマウスに移植して人間の白血病を再現させた。このマウスに化合物を投与したところ、2カ月後にはがん細胞がほぼ全て死滅し、正常な血液が戻った。頻繁に投与しても重い副作用は表れなかったという。

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