2019年2月20日(水)

夢で見ているものを言いあてる ATRの研究グループ

2013/4/5付
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寝ている時の夢に現れた物を言い当てる実験に、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)の研究グループが成功した。磁気共鳴画像装置(MRI)を使って脳の活動状態を調べて判断する。物によっては7割以上の確率で当てられた。

神谷之康・脳情報研究所神経情報学研究室長らの研究成果で、米科学誌サイエンス(電子版)に5日、掲載される。

実験には3人の男性が参加。人や自動車の写真、文字など20種類の物を見せて、MRIでそれぞれの物に対応して現れる脳の特徴的な活動パターンを記録した。

一方で、夢を見ている時の脳をMRIで測定。同様の特徴的なパターンが現れた場合に目を覚ました本人の証言と照らし合わせると、「男性」「文字」「本」などについては7割以上の確率で当てられたという。

1人当たり200回以上の夢を分析し、現状は目を覚ます直前の夢で見たものを判定できる段階。熟睡中の夢も推測できるようにならないか、脳の測定方法などを改良していく。

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