2019年2月18日(月)

商業施設、つくばで激戦 イオンモールやコストコ出店

2013/3/14付
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茨城県つくば市で大型商業施設が相次ぎ開業する。15日には「イオンモールつくば」、7月には会員制ディスカウントストア「コストコホールセールつくば倉庫店(仮称)」もオープンする。少子高齢化が進む北関東にあって、つくば市などつくばエクスプレス(TX)沿線は数少ない人口増加地域。流通各社の関心も高く、既存の商業施設も大規模リニューアルなどで迎え撃つ。

茨城県内の農業法人などが設立した新会社が運営する直売所なども入る(イオンモールつくば)

イオンモールつくばは常磐自動車道と首都圏中央連絡自動車道(圏央道)が交差するつくば牛久インターチェンジ(IC)近くに開業。延べ床面積は約10万5000平方メートルで、約200の専門店が入居する。

最大の特徴は「イーストヴィレッジ」「ウエストヴィレッジ」と呼ぶ外部棟。茨城県内の農業法人などが設立した企業が農産物直売所とレストランを開設。ドッグラン・ドッグカフェを併設したベーカリーレストランも入居する。

イオンモールの岩本博営業本部長は「半径20キロメートルに住む63万人が基本商圏」としたうえで、「つくば市は人口が増えているうえ、住民の所得も全国平均より高い。全国的にも有望な地域で、年間1000万人の来場を見込んでいる」と意気込む。

つくば市をはじめとしたTX沿線の人口は増加傾向。2010年の国勢調査では、つくば市の人口は05年より約7%増加した。消費意欲が比較的高いとされる若い子育て世代なども多く、小売り各社の関心は高い。

米会員制ディスカウントストア、コストコ・ホールセールの日本法人は7月下旬、つくば市に新店舗を開業する計画だ。店舗面積は約1万平方メートル。コストコは北関東で先行して出店した前橋市でも高い集客力を示している。

イオンモールやコストコを迎え撃つ既存商業施設も対抗策を講じる。

2008年開業の大型商業施設「イーアスつくば」。佐々木健雄統括支配人はイオンモールつくばの開業で「短期的には売り上げに15%程度の影響が出る」と見る。半年程度で回復すると期待するが、「今秋には半数強のテナントをリニューアルして、魅力を高めたい」と意気込む。

TXのつくば駅に直結する「つくばクレオスクエア」を運営する筑波都市整備の豊島滋クレオスクエア運営部長も、「瞬間風速はかなり激しい」と覚悟する。そのうえで、「中核テナントの百貨店とともに、こだわり層などに受け入れられるよう商品力を高めたい」としている。

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