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わが子どう守る ネットいじめ・トラブルの実態

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2013/2/25 23:01
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 情報セキュリティー会社シマンテックは25日、ネット上の子供のいじめやトラブルの実態と対策に関する記者説明会を都内で開いた。

 米シマンテックのオンラインファミリーセーフティー担当のマリアン・メリット氏と、全国Webカウンセリング協議会の安川雅史理事長が登壇し、米国と日本の事例を交えたネットいじめやトラブルの実態と対処法を紹介した。我が子にインターネットを安全に利用させるために、親ができることは何なのか。

■オフラインとオンラインのいじめに高い相関関係

米シマンテックのオンラインファミリーセーフティー担当のマリアン・メリット氏
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米シマンテックのオンラインファミリーセーフティー担当のマリアン・メリット氏

 断絶しているかのように思える子供の学校生活とインターネット上の友人関係。だが、これらオフラインとオンラインで起こるいじめには高い相関関係があると、メリット氏は主張した。米国の場合、学校でいじめられている子供がインターネット上でもいじめを受ける可能性は、そうでない子供の2.7倍にものぼるというデータがある。逆に学校生活でいじめられている子供たちが、ネット上でいじめの加害者になる可能性は、そうでない子供にくらべて2倍にもなるという。

 特に近年は米国でも、子供たちの間に携帯電話が普及し、インターネット上の行動を親が監視しにくくなっている。インターネットは情報を双方向で発信できるため、我が子がいじめの加害者になる可能性も否定できない。だが「双方向性を意識せず、テレビのような受け身の娯楽ツールと同じような感覚で、インターネットを子供に利用させている親が多い」。同氏は警鐘を鳴らす。

 では、実際にオフラインとオンラインのいじめはどのようにリンクしていくのか。

■いじめに耐えかねネットに書き込み「加害者に」

 「ネット上では、弱い者でも力を持てる。そのため、一瞬にして立場が逆転してしまうケースもある」(メリット氏)

 安川氏は国内の事例としてある女子児童の例を挙げ「彼女は果たして“加害者”だろうか」と問題提起した。

 その女子児童は小学校1年生から6年生まで、男子児童からいじめに遭っていた。耐えかねた女子児童は6年生の時、インターネット上に自分をいじめる男子児童たちの実名と悪口を書きこんでしまった。

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