2019年9月20日(金)

新社会人の一人暮らし 初任給から始める堅実家計
支出は収入の6割、貯蓄・自己投資に1割ずつ

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2013/3/2 7:00
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初任給で余裕のある一人暮らしができると考えるのは甘い(2012年、パナソニックの入社式)

初任給で余裕のある一人暮らしができると考えるのは甘い(2012年、パナソニックの入社式)

社会人になって初めての給料をどう使うか。両親への贈り物など、何か買い物をしようと考える人は多いだろう。だが、一人暮らしで大事なのは生活費のやり繰りだ。将来の結婚や住宅購入、子育てを見据えれば、お金をためる習慣も身につけたい。家計管理のポイントは……。

「月給は20万円。いろいろ買い物ができそう」。4月から電機メーカーに勤めるAさんは、初めての給料で買うものをリストアップしている。父親にネクタイ、母親にはバッグ。自分にも記念の品がほしい。だが、それでいいのか。

まず心構えとして必要なのは、初任給で余裕ある一人暮らしができると思わないことだ。ファイナンシャルプランナー(FP)の藤川太さんは「想定されるボーナスを含めた年収をもとに、お金の使い方を考えよう」とアドバイスする。

■平均年収は300万円

新入社員はどれくらい年収を得ているのか。国税庁の民間給与実態統計調査によると、2011年に支給された勤続1~4年の平均給与は299万円。企業によって差はあるが、約300万円というのが新社会人の平均的な年収のようだ。これを実際に使う費用と想定し配分してみよう。

図表のステップ1に示した年収の円グラフを見てほしい。収入の2割程度は税金や社会保険料として天引きされる。「残り8割のうち6割を支出、1割を貯蓄に回し、1割は自己投資などに使おう」というのが藤川さんのアドバイス。それに従えば、平均的な新社会人の場合、年間の生活支出は180万円。1カ月あたり15万円が目安となる。

この生活支出にあてる6割は、さらに「住居費」と「食費」、「水道・光熱費や携帯電話などの通信費」に均等配分する。これで毎月使える大まかな費用も分かるはずだ。

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