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強力ながん遺伝子を発見 自治医大、新薬開発に道

乳がんや悪性度の高い皮膚がんの悪性黒色腫など複数のがんの原因になる強力ながん遺伝子を発見したと、自治医大のチームが5日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。この遺伝子を狙った新たな抗がん剤の開発につながる成果としている。

チームは、30代の線維肉腫患者のがん細胞を独自に開発した手法で分析。「RAC1」という遺伝子が変異してがん遺伝子として働き、この線維肉腫の主な原因となっていることを突き止めた。

線維肉腫以外でも、悪性黒色腫や一部の乳がん、膵臓(すいぞう)がんなど6種のがんで、RAC1やその仲間の遺伝子に変異があることを発見。悪性黒色腫では患者の約5%に、一部の乳がんでは約3%にこのような変異遺伝子が見つかった。

マウスを使った実験で、変異遺伝子を入れたマウスは全てに腫瘍ができることも確認したという。

同大の間野博行教授は「変異遺伝子の働きを抑える薬剤とともに、患者のがん細胞から低コストで変異遺伝子を検出できる診断法を開発すれば、有効な治療法になる」と話している。〔共同〕

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